T-01B では Bluetooth の標準規格である Ver.2.0+EDR に対応しており、さまざまなデバイスと無線での接続が可能です。ここでは、その仕様について簡単にまとめてみました。
Bluetooth の対応プロファイルは全 8 種類
NTT docomo PRO Series 最多となる 10 種類を誇る SC-01B には及ばないものの、T-01B も対応プロファイルは 8 種類と必要にして十分です。
Bluetooth 機能
対応バージョン | Bluetooth 標準規格 Ver.2.0+EDR に準拠 |
出力 | Bluetooth 標準規格 Power Class 2 |
見通し通信距離 | 約 10m |
対応プロファイル | HSP (Headset Profile) | デバイスとBluetooth 対応ヘッドセットとの通信に使用 |
HFP (Hands-Free Profile) | ハンズフリーデバイスでの発呼および着呼 |
A2DP (Advanced Audio Distribution Profile) | ステレオ品質のオーディオをメディア ソースからストリーミング |
AVRCP (Audio / Video Remote Control Profile) | TVやハイファイ設備、その他のデバイスを制御 |
OPP (Object Push Profile) | 携帯電話間、または携帯電話と PC 間での連絡先やスケジュール、名刺データの交換などに使用 |
SPP (Serial Port Profile) | 2 台の Bluetooth 対応デバイスを接続 |
HID (Human Interface Device Profile) | キーボードやマウス、ゲームデバイスなどに使用 |
PBAP (Phone Book Access Profile) | 電話帳のデータを転送 |
ペアリング方法
Bluetooth 機器とのペアリングは従来の Windows Phone と同じ。Windows Mobile 標準の「スタートメニュー」から設定を行う場合は下記の手順になります。
- スタートキーを押して「スタートメニュー」を開く
- スタートメニュー内の「設定」をタップ
- 「Bluetooth」をタップ
- 設定画面に入ったら、接続したい Bluetooth デバイス (例えば Bluetooth ヘッドフォン) をペアリングモードにした状態で、「新しいデバイスの追加」をタップ
- Bluetooth デバイスを T-01B 側が発見するとこのような画面になるので、選択して画面下の「次へ」をタップ
- するとこのような「デバイスが追加されました」というメッセージが表示されます。これで Bluetooth デバイスと T-01B がつながった状態になります。
- 画面上部のタイトルバーにヘッドフォンのアイコンが表示されています。画面下の「切断」をタップすれば接続を切ることもできます。

ちなみに、3G 接続中は Bluetooth の利用はできないようです。


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